読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

夜のこどもたちは夢をみる

子どもに眠りを 大人に愛を

悪い奴が見つからない。

f:id:mcr_msk:20160715195702j:plain

私の原家族について、友人や恋人が敵意をあらわにすることがよくある。

それに少し戸惑う、という話。

「毒親」というどきっとするような言葉づかいで、肉親のことを恨んだり非難したりする台詞をときどき見かける。

もともとは「毒になる親」というスーザン・フォワードの本から来ている言葉で、端的に言えば子供を虐待する親のことを指すらしい。

スーザン・フォワード自身は著作の中で親を恨み続けることを推奨しているわけではなく、逆に、親を非難する=親の変化を求める不毛な試みはやめて、自分にとって「毒」である親に拘らず、自分の人生を自分の力で生きていくことを勧めているのだが、どうもそういう使い方はしていない人が多いように見える。

まあそれはそれとして。

私は自分の肉親が「毒親」だと思えたことがない。

むしろ、唐突に思い出す実母の記憶は、割と涙ぐましく彼女が私に歩み寄ろうとしてくれているシーンばかりで、断絶している自分の行動は非道なのではあるまいか、と苦しんでいる。

私は健康になんの不都合もなく生んでもらって、それを後から自分で壊した。そしてそのせいで実母には多大な迷惑とストレスを与えた、と思っている。義務教育期間にかかった養育費や医療費、生活費は結局返しきれずに終わってしまった。(実父には結局結構な金額を搾取されたままなので、父母にもし振り分けられればトントンだけれど、彼らに相互関係はないので、そうもいかない)

産むつもりがなかった子供を非常な難産で産んで、その間医者に何度も「もう殺して」と頼んだけれど中絶でもあるまいしそうもいかなかった、と聞いている。

そこまでして産んだ子供に、彼女は晩年になって断絶されている。

(もっとも、彼女の方ではあまり私のことは思い出したくないようだ。

(最近、ある隠居した会長さんとの不倫関係が訴訟問題になりかけたけれどならずに済んだ、と彼女の身辺を聞いた。そんな元気にしているならまあいいのかな、とも思う。

治療が進まない。

確かに典型的な症状はある。

でも虐待由来、なんて思えないので、病名にいまいち「ノリ」きれない。

私の記憶では、「なにもなかった」のだ。

性交渉未経験なのに性病です、と言われたようなものだ。

私は本当にその病気なの?違ったらどうするの?という半身の姿勢が治らない。